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バレエ教室のささやかな出来事
2011年03月26日 (土) | 編集 |
2週間前に起こった大地震で、同じ日本に住む多くの方々が苦しんでいる中、
私たちの住む福岡は、ずっと穏やかな天気が続き、今週初めには、
未来を夢みて頑張っている生徒たちが、地元で開催されたバレエコンクールにも
出場することができた。
NAMUE福岡
第17回NAMUEクラシックバレエコンクール
KARIN MARIKO MOMOKA

出場日の朝、メイクをしてやりながら、震災で突然に命も帰る場所も
奪われてしまった、この子たちと同じように未来に大きな夢を持っていた
はずの、たくさんの子供たちのことを話した。
生徒は目に涙を浮かべて聞いていた。
生きているから踊れる。。。
出場した三人は、それぞれの心に様々な想いを抱いて踊っているようだった。
親バカだけど、、、私には、この日の生徒たちは涙が出るほど綺麗に見えた。
コンクールが終わって、それぞれの未来への想いや、コンクールの日の朝、
子供たちに話したことへの想いなどが書きつづられた手紙をくれた。
バレエは花みたいなものだ。
花で飢えている人を助けることは出来ないし、花を飾らなくても人は生きていける。
病気や怪我を治すことも出来ないけど、心が苦しくてたまらないとき、辛くて
どうしようもないとき、ただ精一杯に命を輝かせ、何の駆け引きも無く、ただ
美しく咲いている花を見ると心が救われる。
いつかは自分の踊りで、沢山の人に綺麗な夢を見せ心を癒すことが出来るように、
無心に稽古を積むしかない。
私にとっての美しい花は、この無心に咲いている目の前の可愛い生徒たちだ。


相変わらず震災に関するニュースを見ていると涙が止まらなくなる。
有難いことに平和で無事に日常を過ごすことができている私たちに、
ささやかな義援金を送ること以外に、出来ることは何だろうと考える。。。
命が助かっても大きな不安も抱えている人たちが多く、何事も無く
無事でいられることに罪悪感まで感じてしまう。
でも、こんな時こそ、今までの日常を心から大切にして、周りの人たちを
心から大切にして、精一杯に元気に生きるしかない。
こんな事しかできないけど、そう出来る命があることが有難いし、
毎日をそうやって生きたい。